エプソンは安心して商品をお使いいただくためにサービス・サポート体制を整備し、お客様満足の向上に努めています。またセミナーを開催し、正しい操作方法やワクワクするような使い方のアイデアをお客様にご提案しています。
チーム力を最大化して品質向上に取り組む活動を「E-KAIZEN活動」と称して全社で展開しています。より高い目標を掲げてやり遂げる力を養うための相互研さんの場として、毎年ワールドワイド大会が開催され、2011年は9カ国27チームの事例発表が行われました。
この大会で金賞を受賞したインドネシアのチームは、インクジェットプリンターの重要な部品であるヘッドの品質向上に取り組み、大きな成果を上げました。具体的には、製造工程やスタッフの動作を現場で細かく観察・分析することにより、ピエゾ素子の取り扱い方法や、その時に用いる道具に問題があることを突き止めました。それを受け、作業や道具を改善することで不良率の低減に成功し、さらに技術部門と連携し、1カ月後には他機種への水平展開も行いました。こうした努力が、安定した製造に結び付いています。

会議中のE-KAIZENメンバー(インドネシア)

金賞受賞チームの活動を紹介したポスター
(エプソン社員の一体感やモチベーションの向上のため各チームの現地語で作成。上記はインドネシア語))
エプソンは毎年11月を「CS・品質月間」と定め、「日々の品質向上活動がお客様にとっての100%良品を目指す活動になっているか」、「お客様の声や過去の経験が商品/サービスに反映される仕組みになっているか」などを見直す機会にしています。
その中から2つの取り組みをご紹介します。

社内公募した
「CS・品質月間」ポスター
お客様に100%良品をお届けするための職場の課題と、それを実現するための対策について、職場、チーム単位で車座集会を開催し、熱く語り合いました。
設計部門では「お客様の使い勝手を正しく理解し商品に反映するために、何をしなければならないか」、営業部門では「お客様の声を企画部門にタイムリーに伝えるために、どのような活動が必要か」、またアドミ部門でも「一つ先行く業務支援ができないか」などのテーマで検討が行われ、具体的な取り組みがスタートしています。
開発、設計段階から品質を作り込むための仕組みを確立するために、活動を軌道に乗せている事業部からその事例を学ぶ場を設けました。継続的に行ってきた商品化プロセスの改革、お客様価値創造プロセスや生産性向上への取り組みなどの報告があり、それぞれの活動の具体的な進め方について意見交換が行われました。

設計品質向上活動の事例講演会